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知っておきたい!派遣社員が受けられる福利厚生にはどんなものがある?

公開日:2021/10/01  

派遣社員というと、「直接雇用の人より福利厚生が薄い」といったイメージが強いでしょう。しかし近年では法整備に伴い、社会保険や産休、有給休暇など、派遣社員でも福利厚生がしっかりした派遣会社も増えてきています。この記事では、派遣社員が受けられる福利厚生について、紹介します。派遣で働くことをお考えの方は、参考にしてください。

福利厚生とは?

そもそも。福利厚生とは何でしょうか?福利厚生についてわかりやすく説明すると、以下のような内容となります。

福利厚生の意味

福利厚生とは、「従業員が労働を提供する対価として、企業が給与とは別に従業員またはその家族に提供するサービスや報酬」を意味します。

具体的には、レジャーランドやスポーツクラブ等の割引券・健康保険・厚生年金保険料・子育て拠出金・雇用保険・健康診断などです。もちろん有給休暇や産休・育休などもこの中に含まれます。

福利厚生の目的

「何のために福利厚生があるのか?」という点も気になるところですが、福利厚生には以下の目的があります。すなわち、従業員のモチベーションアップ・労働市場からの人材確保・優秀な人材の定着化など、「従業員がその会社で長く働きたい」と思うキッカケづくりです。

事実、転職先を選ぶ際は給与額や労働時間だけでなく、福利厚生の充実度を気にして決める求職者も少なくありません。

福利厚生の対象者

正規・非正規雇用を含む、全従業員が福利厚生の対象者です。とくに2004年の労働法改定により、「派遣労働者の福利厚生等にかかる均衡配慮」という項目が新たに追加されました。その結果、派遣社員も福利厚生を受けやすい世の中になってきたのです。

派遣社員が受けられる福利厚生

それでは、派遣社員が受けられる福利厚生とは、何があるのでしょうか?派遣社員が受けられる福利厚生は、以下の通りとなります。

社会保険

健康保険・厚生年金・雇用保険など、複数の保険を組み合わせたものが社会保険です。2016年10月に法律が改正されたことにより、週5日のフルタイム勤務なら派遣社員でも加入できるようになりました。直接雇用の従業員と同じように保険証を受け取り、万が一仕事を辞めても失業保険が出るので安心です。

有給休暇

一定の基準を満たせば、正社員はもちろん派遣社員、そしてパートやアルバイトでも有給休暇は利用できます。雇用から6ヶ月が経過していること・欠勤が2割未満であることが原則的な条件です。そして、有給休暇は付与されたら毎年、勤務日数などから算出した新たな日数が追加されていきます。

健康診断

「安全衛生法」という法律に則り、企業には全従業員の安全衛生および、健康面に対する法的責任があります。それは正社員だけでなく、派遣社員も同様です。そのため年に1回は、派遣社員も健康診断を受けることが可能です。

もちろん、ただ派遣会社に登録しているだけでなく、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律第45条」に該当する条件の方のみとなります。具体的には週40時間以上の勤務、または就業期間が1年以上経過した方などです。

ただ、明確な基準は定められておらず、派遣会社によって規定が異なります。心配な場合は、一度派遣会社に確認しておきましょう。

休暇について

有給休暇・産休・育休は、派遣社員であっても取得できます。正社員にしか許されないイメージをお持ちの方がいるかもしれませんが、実際にはパート・アルバイトでも取得が可能です。

なお、有給休暇は「雇用から6ヶ月経過した時点で、欠勤が2割未満であること」が取得条件となります。また、産休は「労働基準法第65条」により、労働者が請求しなくても強制的に雇用主から付与されなくてはいけません。そして育児休暇は子どもが1歳になるまで、保育所が見つからない場合は2歳まで延長が可能です。

派遣会社別で設けられている福利厚生

「仕事しやすい会社にしたい」という願いから、なかには独自の福利厚生を設けている派遣会社もあります。ユニークな福利厚生のある会社を選ぶことで、より派遣ライフが豊かになることが期待できそうです。

前給制度

文字通り、「給料を本来の支給日より先に受け取る制度」です。たとえば、月末締めで翌月15日に降り込まれるシステムに対し、「前給制度」の登録をすることで当月末に受け取ることができます。

タイミング次第では申し込んだ翌日に給料を受け取れるため、週払いや急な支払いなど急ぎでお金が欲しい方にピッタリです。なお、「前給制度」の登録は無料です。

教育プログラムなど

キャリア形成や派遣社員のスキルアップに向けて、無料で資格取得やPCスキル向上に向けたスクールを開講している派遣会社もあります。利用条件は「派遣会社に登録している方」もしくは「現在、その派遣元でどこかへ就業している方」と会社によって規定があるので、登録する前に確認が必要です。

また、資格取得に向けて参考書の購入費を補助したり、合格したらお祝い金がもらえたりする会社もあるので、上手に利用してスキルアップに活用しましょう。

 

派遣社員が受けられる、福利厚生について紹介しました。その他、旅行やレジャーランドの割引優待券や育児・介護サービス、ショッピングなどがお得な料金で利用できる制度を採用している派遣会社もあります。もはや派遣社員も、社会保険をはじめとした福利厚生が受けられて当然の時代!派遣会社に登録する際は、福利厚生もしっかりチェックしながら、登録先を選ぶとよいでしょう。

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